伊勢志摩に暖簾を掲げて半世紀

名代的矢かき料理、新鮮な海の幸を味わえる宿として、変わらず遠くの親戚を迎えるつもりで心よりおもてなしさせていただきます。

帆船の時代、的矢は風待ちの港として、船乗りたちが航海の疲れを癒していました。窓の外に広がる的矢湾、新鮮な海の幸、開放感たっぷりの浴場。日常をしばし忘れて、ごゆっくりお過ごしくださいませ。当館は、現代の風待ちの港でありたいと願っています。

 ここ的矢湾には三本の川が注いでいます。川は地面で濾過された雨水と地表の養分を運び、それを栄養とするプランクトンは豊富に発生ます。またそれを餌とする牡蠣は丸々と身を肥やすことができるという環境に大変恵まれているのです。
こうした環境に着目した「的矢かき」の生みの親・故佐藤忠勇氏は、現在どこの養殖場でも行われている「垂下式養殖法」を開発したのです。 さらに「安心して食べれる生かきをつくりたい」と、牡蠣の習性を利用した体内を浄化する「清浄殺菌」が誕生しました。当館は佐藤氏の薦めを得て、的矢で最初に「かき料理」の看板をかかげる小さな宿として、御客様を御迎えするようになりました。 後に眺めのいい高台へと館を移し、新館を増築いたしました。帆船の時代、的矢は風街の港として船乗りたちが航海の疲れを癒していきました。当館は、現代の風待ち港でありたいと願っています。窓の外に広がる的矢湾、的矢ならではの海の幸料理、開放感たっぷりの浴場…。
 初代から変わらぬもてなしの心で、10月~3月までは最上の素材である的矢かきを「かきづくし」フルコースに仕立てて、お召し上がりいただいております。また4月~9月までは、料理長自慢の創作「いかだ会席」、伊勢志摩ならではの幸をボリュームたっぷりで味わって頂きます。日常をしばし忘れ、朝に夕にかき筏の浮かぶ海を眺め、ごゆっくりお過ごしください。